上の歯・下の歯で違う
親知らず抜歯の特徴

上にある親知らずを抜歯するときの注意点

親知らず抜歯の中で、上の親知らずは難しくありません。 それは、上顎という骨自体が柔らかい骨なので、抜くのが容易だからです。 抜歯は、歯を骨折させるものです。 つまり、柔らかい骨質では、骨折しやすくなります。 痛みに関しても、上顎は耳,鼻,目などの重要な臓器が近くにあるので、血管が豊富にあります。 従いまして、治りも早いですし、痛みがより少ないのが特徴です。

下にある親知らずを抜歯するときの注意点

下の親知らずの抜歯は、上の親知らずと違い、下顎の性質上色々と診断する必要があります。 下顎にある大きな血管は、下歯槽血管のみです。 その他の血管は、全て毛細血管の為、血液の供給量が少ないため、傷の治りが上顎に比べて悪い構造です。 また、下顎には「下歯槽神経」があり、親知らずと比較的近い位置にその神経が走行しています。 ですので、痛みなく抜歯をするには、その神経と親知らずとの距離間を確認する必要があります。 その診断として、CT撮影が非常に重要になります。 逆に言えば、診断をしっかりと行うことで、痛みなく親知らずを抜くことができます。

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