① 親知らずが虫歯になった場合 親知らずは一番奥にある歯ですので、治療器具が届きにくいのです。 虫歯になってしまうと、治療やメンテナンスが難しいため高い確率で虫歯が再発します。 そのため、親知らずが虫歯になったら治療をせずに抜歯をするケースが多いです。 ② 親知らずの生え方が悪い場合 親知らずの生え方によっては、歯磨きをきちんとすることが不可能な場合があります。 その場合、 ・将来的に虫歯や歯周病になってしまう可能性が非常に高い ・手前の健康な歯（７番）も虫歯になってしまう ことが考えられますので、早めに抜歯することを推奨します。
下記のような場合は、早めに抜歯することをおすすめします。 ・親知らずが横向きに生えてきている ・生え方は問題ないが、歯磨きが上手に出来ない ・中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている ・骨の中に完全に埋まっている（埋伏智歯）が、レントゲン写真上問題がある ・歯並びを悪くする恐れがある
歯を抜かなくてよいなら、抜かないほうが良いです。 親知らずをそのまま残すべきケースは ・歯磨きが特に問題なくできる場合 ・骨の中に完全に埋まっていて、レントゲン写真上問題が無い場合 などは、ぜひ親知らずを大切に残してください。
