セラミックや銀歯など
虫歯の詰め物・被せ物

セラミック治療・銀歯など詰め物について気をつける点などお話いたします。

セラミック治療

歯科で通常使うセラミック(陶材)は、透明感がありとても綺麗です。 一方、素材により異なりますが、セラミックは一般的に強度に問題があると言われていますが、割れなければずっと利用することができます。 ただ、実際のところ長い間使ってみるとセラミックが割れることも少なくありません。 そのため、現在の歯科治療では、セラミックに金属を中に入れて補強していますが、やはり一番外側のセラミックが割れてしまうケースがあります。 白い詰め物は、割れないことが一番重要だと私は考えています。 歯の形状などを鑑みて、最適な素材を患者さんとの対話の中で決めていくのが最適だと思います。

セラミックが割れないために大切なこと

被せ物を長持ちさせるポイントは、治療時に決まります。 それは、境目がきちんと合っていることです。 つまり、高い技術があれば、素材にかかわらず基本的には長持ちします。 この正確な作業を可能にするのが、マイクロスコープなのです。 なので、マイクロスコープを利用して治療をすると、被せものを長く使っていただけるようになります。

被せ物や詰め物が取れてしまう

被せ物や詰め物をくっつけるのには、接着剤を使用する必要があります。 残念な事ですが、接着させているものなので、絶対に取れないものは出来ません。 ただ、当院ではできるだけ治療後にも接着して快適にお使いいただけるよう下記のような努力をしています。 ・実は4種類の接着剤を使い分けしています。 ・接着前の処理として4種類のボンディング材を使い分けしています。 ・全体の清掃という作業で、2種類のエッチング材を使用しています このように、何種類かの工程を経て、最適な被せ物・詰め物を見極めて接着していきます。

銀歯などの被せ物

銀歯と聞くと、悪い印象を持つ方もいますが、保険の銀歯でもメンテナンスが良ければ、充分に長持ちします。 もちろん、当院では自費の銀歯もあります。 大切なのは、歯と詰め物がしっかりと適合していることです。 例えば、被せ物や詰め物との段差がある場合、その部分が磨けなくなり、そこから虫歯になります。 また、全体の形も大事です。しっかりと磨ける型が大事です。 マージンという境い目が磨けない様な、モッコリとした型は、ダメです。 磨き残しは、必ず、虫歯になります。

詰め物素材

虫歯の詰め物として、代表的な詰め物は、やはり保険適応の金属です。 素材は「パラジウム合金」と呼ばれる材料です。 実は、材料的には充分に耐久性がある素材です。 その他、保険診療の範囲で認められている材料には「銀合金」「ニッケル」がありますが、アレルギーや、黒変がなどのリスクから当院では使用していません。 自費診療の詰め物まで幅を広げると ・白い詰め物:ジルコニア ・歯に馴染む色で長持ちする詰め物:白金 ・ちょっと柔らかいより自然な樹脂:レジン など、さまざまな詰め物があります。 素材を選ぶ際は、見た目はもちろんですが、割れない・減ってもリスクのない詰め物をおすすめしています。 ただ、被せ物と同様ですが詰め物は素材も以上に、詰める適合性が最も大切になります。 治療後に虫歯になりづらい詰め物をした治療を当院では徹底して実施しています。

詰め物の一例

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